マアナゴ
2021/11/06
学名 | Conger myriaster (Brevoort, 1856) |
英名 | Whitespotted conger Common japanese conger |
別名 | ハカリメ、ハモ、メソ(小型)、ハナタレ・ノレソレ(稚魚) |
分布 | 北海道〜九州南岸の太平洋沿岸,北海道〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸.渤海,黄海,東シナ海,朝鮮半島,台湾. |
形態・生態
側線上と体側上部にはそれぞれ異なった間隔で白点が並ぶ。これに対してクロアナゴは体側中央部のみに白点が並ぶ。歯は微小で触るとザラザラする。ハカリメ、ハモ、小型のものはメソとも呼ばれる。レプトセファルス期を経て成魚になり、この時期ものを「のれそれ」や「はなたれ」と呼び食用にする。昼間は穴に潜っているが、夜間は活発に餌を捕る。
利用・食味
底引き網や筒を使ったアナゴ漁で漁獲される。味がよく江戸時代から現代に至るまで、天ぷらの種や寿司種として人気がある。江戸時代の穴子といえば屋台で気軽に買うことができる、庶民的な魚であったが現在は高級魚となってしまった。現在では国産ではまかないきれず、韓国からの輸入も多い。煮付け、白焼き、刺身、天ぷら、蒲焼など食べ方は多彩である。