サケガシラ

北陸地方 撮影者:maeda 撮影日:2018/01/30
学名 | Trachipterus ishikawae Jordan and Snyder, 1901 |
英名 | King of salmon,Lowsail ribbonfish |
別名 | ー |
分布 | 北海道~土佐湾の太平洋沿岸、日本海 |
形態・生態
臀鰭はなく、背鰭と尾鰭は赤い。顎がかなり飛び出る。体全体は鱗がなく、銀粉のようなもので覆われていて、地肌はボツボツしている。この銀粉のようなものは剥がれやすく、鮮度の良いものほど光沢が強い。時折、リュウグウノツカイと間違えられるが、本種は腹鰭が非常に小さく、背鰭前部は伸長しない。主に沖合で暮らしているが、稀に沿岸に漂着したり定置網などに入る。アカマンボウ目の中では比較的よく見られる魚みたいだ。
利用・食味
大きな魚だが、水っぽく味がそこまでよくないので、食用にされていない。一番まともな調理法は揚げ物、揚げたてのうちは水分がジューシーさを演出していて、なかなかイケる。刺身は水っぽくあまり美味しくない。