シャチブリ
2022/01/28
学名 | Ateleopus japonicus Bleeker, 1853 |
英名 | Jellynose fish |
別名 | ー |
分布 | 鹿島灘~土佐湾の太平洋沿岸、新潟県~山口県の日本海沿岸、瀬戸内海 |
形態・生態
体全体は灰色~茶色で、ゼリー状でプルプルしている。頭部の骨は意外とゴツく、調子に乗って撫でると痛い。腹鰭は糸状。新鮮なうちは吻がまん丸としているが、一度冷凍してしまうと潰れてしまう。水深150~500mに生息する普通種。
利用・食味
底引き網では普通に漁獲される魚。多くは船上で破棄されるが、地域によってはしばしば港まで持ち運ばれ、稀に地方の小売店に流通することもある。身は白く半透明で身と身の間はローションのような物質で満たされている。生だとそれなりに歯応えがあるが、加熱すると非常に柔らかくなる。肉に微かに旨味を感じるのだが、ローションがキツくて食用には適さない。