バケスミクイウオ
Parascombrops analis (Katayama, 1957)

 
  2023/04/17

▪No.1338;日向灘,底引き網,採集日:2022/02/18,撮影日:2022/02/21,撮影者:maeda.

学名Parascombrops analis (Katayama 1957)
英名Threespine seabass
別名
分布三重県.フィリピン.

 

形態・生態


体はややずんぐりしている。腹鰭の前縁は鋸歯状であることから他の日本産ヒメスミクイウオ属に似るが、臀鰭が3棘であることから容易に区別することができる。ただし小型個体では臀鰭第3棘の骨化が不可全であることが知られている。深海に生息する小型種。




No.1313;日向灘,底引き網,採集日:2021/04/19,撮影日:2022/12/25,撮影者:WHIRO.
No.1337;日向灘,底引き網,撮影日:2021/02/20,撮影者:maeda.

似た魚

ヒメスミクイウオ

 

【参考文献】

波戸岡清峰. 2013. ホタルジャコ科, 中坊 徹次(編), pp. 750-751. 日本産魚類検索全種の同定 第三版. 東海大学出版会, 秦野.

岡本 誠・前田達郎.2021.日向灘から得られた Synagropidae スミクイウオ科(新称)の 2 種,Parascombrops analis バケスミクイウオと P. ohei サラシヒメスミクイウオ(新称)の九州からの初記録. ICHTHY, Natural History of Fishes of Japan, 7: 23-29.

 

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