ギス
2021/12/08
学名 | Pterothrissus gissu Hilgendorf, 1877 |
英名 | Japanese gissu |
別名 | オキギス |
分布 | 北海道以南の太平洋沿岸,新潟県,富山湾,若狭湾,兵庫県,隠岐,東シナ海,九州‐パラオ海嶺. |
形態・生態
体は細長く、背鰭基底が長い。本来、銀色の鱗が美しいのだが本種は鱗が弱く、底引き網で漁獲されたものは写真個体のように鱗がほとんど無い状態になってしまう。成長に伴って変態し、レプトセファルス期を経て幼魚になる。底生性で水深200~1000mに生息する。名前の似たシロギスやニギスとは別のグループに属する。
利用・食味
底引き網や釣りで漁獲され、主に練り物の原料になる。身は緩く骨が多い。味はほぼ無だが、練り物にするとなかなかうまい。