オオメハタ
Malakichthys griseus Döderlein, 1883
2024/08/30
▪No.631-1;163.9mm SL,静岡県網代沖,水深300m,沖釣り,採集日:2021/12/11,撮影日:2021/12/12,撮影者:maeda.
学名 | Malakichthys griseus Döderlein, 1883 |
英名 | Silvergray seaperch |
別名 | シロムツ、シロメバル、デン、デンデン、ショウワダイ、タイショウ(高知県御畳瀬) |
分布 | 東京湾,新潟県~鹿児島県,シナ海,フィリピン |
形態・生態
体は銀色で背は暗色。体高が高く下顎の先端に1対の棘があることや臀鰭基底は短いことから、他の日本産オオメハタ属と区別することができる。デンデン、シロムツ、シロメバルとも呼ばれる。水深100~600mに生息する中型種。
利用・食味
主に深場の釣りや底引き網で漁獲され同じオオメハタ属の魚とあまり区別されない。大型のものの値段はやや高いが小型個体の商業価値は低い。身は柔らかく、脂がしっとりとしていてアカムツに引けを取らない美味しさである。どうやって食べても美味しいが刺身、煮付けなどにすると特に美味しい。
▪No.631-2;下顎,撮影日:2021/12/12,撮影者:maeda. |
▪No.164-1;96.5mm SL,神奈川県茅ヶ崎沖,水深150m,採集日:2021/03/08,撮影日:2021/03/09,撮影者:maeda. |
▪No.164-2;採集日:2021/03/08,撮影日:2021/03/09,撮影者:maeda. |
▪No.163;相模湾,撮影日:2016/02/17,撮影者:maeda. |
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