カサゴ
Sebastiscus marmoratus (Cuvier, 1829)
2023/05/02

▪No.170;神奈川県茅ヶ崎市,水深3m,釣り,採集日:2017/04/02,撮影日:2017/04/05,撮影者:maeda.
学名 | Sebastiscus marmoratus (Cuvier, 1829) |
英名 | Marbled rockfish,Scorpion fish,Japanese stingfish |
別名 | ガシラ、アラカブ |
分布 | 北海道~九州南岸の太平洋沿岸、北海道~九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、瀬戸内海、八丈島.朝鮮半島、中国、台湾. |
形態・生態
色は茶~赤。深場の個体は赤みが強い。本種はウッカリカサゴに似るが胸鰭が17~19軟条であること、体の白点は縁どられないことから区別することができる。43m以浅の岩礁・砂地などに生息する。小魚・多毛類・甲殻類を食べる。卵胎生。釣り、刺し網、底引き網、延縄など様々な漁で漁獲される。大きな個体や活魚は高値で取引される。身に旨味があり、刺身、唐揚げ、煮付けなどにする。また、アラから良い出汁が出るので汁物も旨い。皮、肝、胃袋も旨い。
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似た魚
【参考文献】
中坊徹次・甲斐嘉晃. 2013. メバル科, 中坊 徹次(編), pp. 668-681. 日本産魚類検索全種の同定 第三版. 東海大学出版会, 秦野.