ナメハダカ
Lestidium prolixum Harry, 1953

 
  2023/01/19

No.695;269mm SL,遠州灘,底引き網,撮影日:2021/11/25,撮影者:maeda.

学名Lestidium prolixum Harry, 1953
英名
別名
分布茨城県~九州,兵庫県,山口県,沖縄舟状海盆.

 

形態・生態


体は細長く透明。腹中線の発光器は1本であることからフタスジナメハダカなどと区別することができる。(生時・生鮮時は解剖せずに観察可能)。眼前に黒色の突起がない。背鰭は腹鰭よりも後方。発光器の前端は主鰓蓋骨の下方。水深200~615mに生息する。底引き網で漁獲されるが食用にならない。




No.695;頭部,撮影日:2021/11/25,撮影者:maeda.
No.695;腹部,撮影日:2021/11/25,撮影者:maeda.

似た魚

フタスジナメハダカLestrolepis nigroventralis Ho, Tsai and Li, 2019

 

【参考文献】

中坊徹次・甲斐嘉晃. 2013. ハダカエソ科, 中坊 徹次(編), pp. 439-443. 日本産魚類検索全種の同定 第三版. 東海大学出版会, 秦野.


園山貴之・荻本啓介・堀 成夫・内田喜隆・河野光久.2020.証拠標本および画像に基づく山口県日本海産魚類目録.鹿児島大学総合研究博物館研究報告,11: 1–152.

 

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