アカエソ
Synodus ulae Schultz, 1953

 
  2023/01/18

▪No.275;静岡県沼津市 釣り 撮影日:2017/05/22 撮影者:maeda

学名Synodus ulae Schultz, 1953
英名
別名
分布千葉県~屋久島の太平洋沿岸,島根県~九州の日本海・東シナ海沿岸,小笠原諸島.台湾,ハワイ.

 

形態・生態


体は褐色~赤色。体側には暗色横帯が数本あり、縦帯はない。各鰭の鰭条に黄色点が並ぶ。ミナミアカエソに似るが、本種は前鼻孔の皮弁はへら状で、背鰭は通常14(13~14)軟条、側線鱗数は60~66(ミナミアカエソは前鼻孔の皮弁は細く、背鰭は通常13軟条、側線鱗数は56~64)浅海の砂底や岩礁に生息。小魚や甲殻類を食べる。

 

 

利用・食味


定置網や釣りで漁獲されるが、あまり利用されていない。身は水っぽくてやや緩い。特有の臭いがあるが美味しい。小骨が多いため練り物にするのが無難である。




似た魚

ホシノエソ

 

ヒトスジエソ

 

【参考文献】

山田梅芳・柳下直己. 2013. エソ科, 中坊 徹次(編), pp. 412-420. 日本産魚類検索全種の同定 第三版. 東海大学出版会, 秦野.

 

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