トウジン

静岡県沼津港 撮影日:2016/03/04
学名 | Coelorinchus japonicus (Temminck and Schlegel, 1846) |
英名 | Hardheaded grenadier |
別名 | ゲホウ、ツツサビ、ヒゲ、ネズミ |
分布 | 南日本の太平洋沿岸、中部太平洋. |
形態・生態
吻は尖り、下面に鱗がある。鱗には棘があり、触るとザラザラする。この鱗は小さく見た目によらず簡単に取れる。また、発光器はやや短く、肛門付近から肛門と腹鰭基底の中間まで。水深300~1000mに生息する。
利用・食味
底引き網や釣りで漁獲され、食用になる。流通する際は「ゲホウ」という名で出回ることもあり、ツツサビ、ネズミと呼ぶ地域もある。味がよく鮮度の良いものは刺身、寿司で食べられる。加熱しても美味で産地から離れた地でも蒸し物やフライで美味しく食べることができる。