アイゴ
Siganus fuscescens (Houttuyn, 1782)

 
  2023/09/21
アイゴ

▪No.11;相模湾沿岸 釣り 撮影日:2016/09/03 撮影者:maeda

学名Siganus fuscescens (Houttuyn, 1782)
英名Mottled spinefoot
別名バリ、アイ
分布青森県以南.朝鮮半島,中国,台湾,東インド-西太平洋.

 

形態・生態


体はレモン型で、体側に無数の白点が散らばる。体色は明るい個体もいれば黒っぽい個体もいる。背鰭棘条部と軟条部の間に欠刻がある。背鰭は13棘10軟条、臀鰭は7棘8軟条。腹鰭は1棘3軟条1棘。各鰭の棘条には毒がある。岩礁や藻場に生息する。

 

 

利用・食味


定置網や刺し網、釣りで漁獲される。有毒であることや、特有の臭みがあるためあまり人気はない。適切な処理がされた物は臭みがなく美味しい。刺身や唐揚げ、煮付けなどで食べられている。




▪No.471;101.9mm SL 神奈川県早川港 水深0m 釣り 採集日:2021/10/10 撮影日:2021/10/11 撮影者:maeda

似た魚

ハナアイゴSiganus argenteus (Quoy and Gaimard, 1825)

 

【参考文献】

田島和彦. 2013. アイゴ科, 中坊 徹次(編), pp. 1613-1616. 日本産魚類検索全種の同定 第三版. 東海大学出版会, 秦野.

 

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