イトヒキアジ
Alectis ciliaris (Bloch, 1788)
2023/03/10
学名 | Alectis ciliaris (Bloch, 1788) |
英名 | African pompano |
別名 | |
分布 | 日本各地.朝鮮半島,台湾,中国.全世界の熱帯海域. |
形態・生態
体は銀色っぽく体高が高い。背鰭棘は著しく短く不明瞭。背鰭と臀鰭の軟条は糸状に伸長する。ウマヅラアジに似るが、頭部背面がやや凸出することから区別することができる。幼魚・若魚は体に横帯があるが、成魚・老成魚では不明瞭になる。沿岸部の水深100m以浅に生息する普通種。様々な漁で漁獲され食用になる。刺身やフライで食べると美味しい。幼魚は利用されないことが多いが塩焼きにするととても美味しい。
▪No.1215;神奈川県平塚沖,水深12m,シラス漁,採集日:2022/10/13,撮影日:2022/10/14,撮影者:maeda. |
▪No.314;幼魚,神奈川県片瀬漁港,定置網,撮影日:2016/12/12,撮影者:maeda. |
【参考文献】
瀬能 宏. 2013. アジ科, 中坊 徹次(編), pp. 878-899. 日本産魚類検索全種の同定 第三版. 東海大学出版会, 秦野.