ツマグロアオメエソ
Chlorophthalmus nigromarginatus Kamohara, 1953

 
  2023/01/19

▪No.1248;日向灘 底引き網 採集日:2022/02/18 撮影日:2022/02/20 撮影者:maeda

学名Chlorophthalmus nigromarginatus Kamohara, 1953
英名Blackedge greeneye
別名アオメ(高知県御畳瀬)
分布駿河湾,熊野灘,土佐湾,東シナ海.台湾,大スンダ列島,オーストラリア.

 

形態・生態


体はややずんぐりしている。トモメヒカリによく似るが本種は尾鰭後縁が明瞭に黒いこと、下顎の外歯叢がほぼ3列であることから区別することができる。水深185~440mに生息する。アオメエソよりも大きくなる。トモメヒカリと共に食用になるが区別されない。




No.497;駿河湾 撮影日:2020/02/29 撮影者:WHIRO
▪No.498;駿河湾 撮影日:2020/02/29 撮影者:WHIRO

似た魚

トモメヒカリChlorophthalmus acutifrons Hiyama, 1940

 

バケアオメエソChlorophthalmus sp.2

 

アオメエソChlorophthalmus albatrossis Jordan and Starks, 1904

 

【参考文献】

中坊徹次・甲斐嘉晃. 2013. アオメエソ科, 中坊 徹次(編), pp. 429-430. 日本産魚類検索全種の同定 第三版. 東海大学出版会, 秦野.


手良村知功・安田 慎・天野雄一・三井翔太・櫻井風汰・平瀬祥太朗・瀬能 宏. 2019. 駿河湾から得られた北限記録の魚類3種とその分布特性. 神奈川県立博物館研究報告, (48):13-20.

 

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