沖縄で魚集め1

2021/05/31
 
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今年の3月に沖縄本島へ魚を集めに行きました。一応、タモと釣り竿を持っていったのですが、採集はあまりしなかったので市場や小売の魚が中心です。

 

 

地元である関東の市場の魚というと銀色や赤色の魚ばかりのイメージですが、沖縄の市場や魚屋には色鮮やかな魚が並びます。

 

 

宿泊施設から近いということもあって、まず行ったのは「牧志公設市場」。国際通り付近にある市場で、人も魚もそれなりに多い施設です。

 

 

入口は幾つかあって中へ入ると魚以外にも精肉、漬物など様々な食材が目に入ります。特に魚介類は色鮮やかで目を引きます。また、買った食材は二階の食堂で調理してもらえます。

 

 

 

ここでは猛毒で有名なオニダルマオコゼも売られていました。毒がある背鰭棘は軟条部ごと取り除かれています。値段はかなり高めでしたが買う人はいるのでしょうか。僕がいうのもアレですが見た目が悪いので観光客相手にはなかなか売れる気がしません。

 

 

関東では漁獲があるもののあまり食用としないハリセンボン(アバサー)も当たり前のように売られています。この姿を見てかわいそうだと思う人もいるみたいですが、一度食べてしまえばその美味しさに感動することでしょう。刺身で美味しい魚ですが、沖縄では主にアバサー汁という汁物にして食べます。

 

 

他には沖縄3大高級魚のシロクラベラ(マクブまたはマクブー)、ハマダイ(アカマチ、関東ではオナガまたはオナガダイ)、スジアラ(アカジンミーバイ)沖縄の県魚のタカサゴ(グルクン)が多く見られました。

 

 

公設市場の近くにも魚屋があったので少し覗いてみました。規模は小さいですが多くの人が魚を見にきてます。こちら店でも買った魚を調理してもらえるみたいです。

 

 

 

ラインナップは公設市場とほとんど変わらず、シロクラベラやハマダイ、グルクンなどの沖縄メジャーフィッシュが並べられています。こういった光景も興奮するのは最初の2,3日で、すぐに慣れてしまいす。

 

 

次は地元のスーパーへ魚を見に行きます。レアな魚こそありませんが食卓に並ぶ魚が見れるのでとても面白いです。

 

 

 

早速発見したのはグルクン(タカサゴ類の総称)のフィレー。市場でさんざん見ましたが、こうしてスーパーで売られているのを見ると日常にある魚を実感できとても興奮します。値段は忘れましたが高くはなかったです。

 

 

 

僕の大好きな赤魚もありました。大西洋産なのでモトアカウオ(Sebastes marinus)かチヒロアカウオ(Sebastes mentella)でしょうか。こちらは是非ラウンドで流通させてほしいですね。

 

 

この店の魚はざっとこんなこんな感じでした。もちろん他にも魚はありましたが、サンマやマイワシなどのメジャーフィッシュです。

 

 

 

次の店には沖縄っぽい刺身(鹿児島産ですが)がありました。皮が赤くて、彩りが良いです。きっと味も良いのでしょう。

 

 

ここでは他に沖縄っぽいものはグルクン(ラウンドのベトナム産)しかなかったので、あらかじめiPhone6sで発見しといた百貨店へ行きます。

 

 

ここでは先程の小売店と比べ魚のやや値段が高いです。

 

 

まずはラウンド物。ラインナップはテンプレですが、小売だと興奮度が違います。値段はスーパーに比べるとやや高いですが、公設市場と比べると安いかもしれません。おばちゃんたちが結構買ってました。

 

 

 

アオダイ、レンコ等のセミドレスや解体済みのものも売られています。どれも食べたことがないので味が気になります。

 

 

次は本命の泊の魚市場へ行きます。こちらは港に併設された施設なだけあって魚種が多いのでとても面白い場所です。

 

 

 



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