アラ

 
  2022/02/05
アラ

▪No.292;若魚 静岡県沼津市 撮影日:2016/04/14 撮影者:maeda

学名Niphon spinosus Cuvier, 1828
英名Ara
別名
分布北海道〜九州南岸の太平洋沿岸、青森県〜九州南岸の日本海・東シナ海沿岸、瀬戸内海(稀)、東シナ海大陸棚縁辺〜斜面域.朝鮮半島南岸,済州島,台湾,スル海.

 

形態・生態


幼魚、若魚では体側に暗縦帯があるが、成魚では不明瞭になる。尾鰭後縁はやや凹む。水深70~360mに岩礁などに生息する。また、同じハタ科のクエをアラと呼ぶ地域があるので混同しないよう注意が必要である。本種は背鰭棘条数が13であること、前鰓蓋骨に強大な棘が1つあることからクエと区別することができる。

 

 

利用・食味


小型のものは底引き網、大型のものは釣りなどで漁獲される。小さなものは比較的安価だが、大きなものは希少で値段が高い。味がよく刺身や寿司で食べられている。

 

 

No.293;遠州灘 撮影日:2020/04/10 撮影者:WHIRO

 

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