カゴカマス
Rexea prometheoides (Bleeker, 1856)
2023/01/06
学名 | Rexea prometheoides (Bleeker, 1856) |
英名 | ー |
別名 | サビ |
分布 | 相模湾・新潟県以南の日本各地.東シナ海,朝鮮半島,台湾,中国,インド-西太平洋. |
形態・生態
体は一様に銀色。クロタチカマス科の中ではずんぐり系の体型をしている。側線は胸鰭上方で2本に分岐し、一本は体側中央まで急降下する。腹鰭は退化的。皮は薄く傷つきやすい。水深135~540mに生息する普通種。
利用・食味
主に底引き網で漁獲される深海魚。大きなものは利用されているが、10㎝程の小さなものは破棄される。値段は安い。脂のノリがよく美味であり、クロタチカマス科の中では比較的骨が柔らかく食べやすい。
▪No.5;駿河湾 底引き網 撮影日:2018/02/23 撮影者:maeda |
▪No.6;148.3mm SL 日向灘 底引き網 撮影日:2019/02/13 撮影者:maeda |
■No.994;174.1mm SL 土佐湾 水深250-350m 底引き網 採集日:2021/04/20 撮影日:2021/11/19 撮影者:maeda |
似た魚
【参考文献】
中坊徹次・土居内 龍. 2013. クロタチカマス科, 中坊 徹次(編), pp. 1640-1643. 日本産魚類検索全種の同定 第三版. 東海大学出版会,秦野.