サガミハダカ
Diaphus chrysorhynchus Gilbert & Cramer 1897

 
  2023/12/04

No.1263;神奈川県,採集日:2023/01/21,撮影日:2023/02/18,撮影者:maeda.

学名Diaphus chrysorhynchus Gilbert & Cramer 1897
英名Sagami headlightfish
別名
分布千葉県海外域~土佐湾の太平洋沖,東シナ海大陸斜面域.台湾東部,南シナ海南西部,ハワイ諸島~光孝海山、オーストラリア北東岸・西岸,ニューカレドニア.

 

形態・生態


眼前上部発光器(Ant)を持つ。同属のハダカイワシによく似るが、鼻部腹側発光器(Vn)は長く眼の下縁を通ること、尾鰭両葉の後端は黒いことから区別することができる。背鰭は16~17軟条。昼間は水深400~600m、夜間は190m以浅に生息する。底引き網、定置網、サクラエビ漁などに混ざるもので、ハダカイワシ科の中ではよく見られる種。鮮度の良いものはそのまま生で食べることができる。




▪No.856;65.7mm SL,神奈川県,定置網,採集日:2021/06/14,撮影日:2021/06/16,撮影者:maeda.
▪No.447;神奈川県,たも網,撮影日:2016/12/10,撮影者:maeda.

似た魚

ハダカイワシ Diaphus watasei Jordan and Starks, 1904

 

【参考文献】

中坊徹次・甲斐嘉晃. 2013. ハダカイワシ科, 中坊 徹次(編), pp. 446-473. 日本産魚類検索全種の同定 第三版. 東海大学出版会, 秦野.

 

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