トウヨウカマス
Neoepinnula orientalis (Gilchrist and Bonde, 1924)

 
  2023/01/06

No.722;144.3mm SL 宮崎県延岡市 水深325m 底引き網 採集日:2021/11/29 撮影日:2021/12/04 撮影者:maeda

学名Neoepinnula orientalis (Gilchrist and Bonde, 1924)
英名Sackfish
別名
分布千葉県,駿河湾,熊野灘,土佐湾,沖縄舟状海盆.台湾,インド-太平洋.

 

形態・生態


体高がやや高く腹鰭は顕著。側線は2本でそれぞれ体側の背面と腹面を走り、上方の側線の起点は背鰭棘条部起部よりはるか前にある。体高が高いこと、腹鰭が顕著であることからアオスミヤキに似るが、本種は腹鰭が小さいこと、側線が鰓蓋上端付近で分枝することから区別することができる。水深200~570mに生息する中型種。底引き網で普通に見られるが流通しない。




▪No.2;宮崎県延岡市 底引き網 撮影者:maeda 撮影日:2020/08/12

似た魚

アオスミヤキ

 

カゴカマスRexea prometheoides (Bleeker, 1856)

 

【参考文献】

中坊徹次・土居内 龍. 2013. クロタチカマス科, 中坊 徹次(編), pp. 1640-1643. 日本産魚類検索全種の同定 第三版. 東海大学出版会, 秦野.

 

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